画像:時事
18日放送の「あちこちオードリー」(テレビ東京系)にお笑いコンビ・EXITが登場。
独自の持論を明かし、視聴者の注目を集めました。
EXIT兼近に相方・りんたろー。「芸能界辞めるんか!?」
今回の放送では第7世代の先導役として今も活躍を見せるEXITとぺこぱがゲスト出演。
「毎年、今年消える芸人1位だった。けれど今年はそれが外れた」と嬉しそうに語ったのはEXITの2人です。
かねちーの愛称で親しまれる兼近大樹さんは、ニュース番組での歯に衣着せぬコメントが話題となっていますが、同放送でもその〝トガりっぷり〟が炸裂。
「オードリーさんにハマればこの場は正解」など序盤から攻めた発言を連発しますが、もっとも視聴者の注目を集めたのは放送の後半で明かされたとある番組収録でのエピソードです。
「テレビの未来を話す」というテーマがもとのトーク番組にゲストとして出演した兼近さんは、収録の最中に「テレビに出てる若者が、大人に忖度できる若者。上を上手く転がせる奴しかテレビには出られねえよ」と発言し、その場を驚かせたそう。
本人いわく、大人たちが真剣にテレビの未来について語っている場面を間近で見て「刺激を受けて意見を発表した」とのこと。
現場に居合わせた相方のりんたろー。さんは兼近さんのフリーダムな言動に「芸能界もう辞めるんか!?」と本気でツッコみ、共演者一同の笑いを誘いました。
兼近が語る芸能界の垣根、テレビとYouTubeの共存は?
盛り上がりをみせる2組は、他メディアからテレビに出ることへの難しさについての持論を披露。
以前まで「テレビとYouTubeの垣根を超える〝架け橋〟になりたい」と話していた兼近さんでしたが、自分が活躍する場のノリを他メディアに持っていくことは、もう出来上がっているものを壊すことになるのではないか?と考え始めたのだとか。
テレビにYouTuberが出ると〝イタい〟空気が流れるのと同様に、テレビを主戦場としている人間がYouTubeに出るとやはり〝イタい〟空気になってしまう。
果たしてこれは正解なのかと自問することが多くなったそうです。
「YouTuber、おもんないって言う大人いるじゃないですか?」と語る兼近さんは、自分たちもその世代であることを明かします。
「でもそれはおもんないんじゃなくて。我々が分からないだけ」と続け、向こうのノリがわからない自分たちが悪いことを前提に、テレビとYouTubeの共存はまだまだ難しいことを示唆します。
それに対しりんたろー。さんが「僕たちが他メディアの取扱説明書を持っていれば、もしかしたらその人たちがテレビに入ってこられるのでは」と反論したところ、兼近さんは「無理」と断言。
「テレビを観ている大人なのに、合わせにいけない。足りなさを感じてほしい」とメディアについて熱く語った兼近さん。
彼独自の視点から紡ぎ出される意見の数々に共感した視聴者は、今回の放送を「神回だ」と、称賛しているようです。
(文:Quick Timez 編集部)