画像:時事通信フォト
特発性大腿骨頭壊死症の手術を受けた千原ジュニアさんが27日、スタジオに復帰した「ABRMA的ニュースショー」(AbemaTV)。
すると取り出した自身の骨の「その後」について、医師から言われた言葉を紹介するシーンがありました。
千原ジュニア、脚を切断したファンの行動に「頑張らなと思いましたね」
27日、特発性大腿骨頭壊死症の手術を受けた千原ジュニアさんがスタジオ復帰を果たした「ABRMA的ニュースショー」(AbemaTV)。
その放送の中で、取り出した自身の骨のその後に言及するシーンがありました。
歩行が困難になる難病「特発性大腿骨頭壊死症」の手術のため、前回の放送を欠席していた千原ジュニアさん。
この日、退院したことで寄せられたであろうファンのメッセージの中に「印象に残ってる言葉とかありますか?」と質問を共演者から受けました。
これに千原ジュニアさんは「言葉というかすごい方がたくさんおられるなと思って」と神妙な顔つきに。
そして「骨を取るじゃないですか。それで取った骨をどうされるんかなと思って、先生に『取った骨ください』って言ったんですよ」と手術で取り出した骨の行方を話しはじめました。
医師に骨を「ほしい」と頼んだ千原ジュニアでしたが「ほんなら、もうムチャクチャ臭いを放つんですって。めちゃくちゃ臭いから『ダメです』と。ほんまにシャレにならない臭いなんですって」と骨は医師が処分、またその話をYouTube上で明かしたのだそう。
するとそこへ「私も同じ経験をしました」という視聴者からの投稿が。
その視聴者の方は脚を切断、切断した脚を医師と交渉して受け取ることを決断すると「その脚を火葬して、自分の骨を拾いはったんですって。先に自分の脚だけ骨壺に入れて、先に自分の脚だけお墓に入れてるんですみたいな」と火葬することに。
そんな視聴者の経験を「すごい経験されてる方がおられるねんやなと」感慨深げに振り返った千原ジュニアさん。
「文面だけですけどすごい暗いわけでもなく、すごくポジティブ文面で」と視聴者の様子を語り「すごいなと。頑張らなと思いましたね。色んな方おられるなと」とコメントしていました。
「すげえ」視聴者の決断に驚きの声
自身の骨を受け取ろうとしたこと、また視聴者の切断した脚を火葬したというエピソードを明かした千原ジュニアさん。
すると切断した脚を火葬するという話に番組を観ていた視聴者から、
《私も骨を切除した時、ホルマリン漬けになった自分の骨を少しの間だけ持ってたな。グロくて病院に渡したけど》
《この人すごいな。俺だったら脚を切断することになったらショックで全部病院に任せてしまいそうだけど》
《視聴者さんの話に感服しました。何かあった時の参考にさせていただきます》
などと驚きの声が上がっていました。
「手術で切除した骨や内臓はもちろん一般の廃棄物として処理はできません。切除した体の一部は病院は保管。患者が亡くなった時にそれを返還するというのが一般的だと聞いたことがあります。またこの方のように体を火葬するというのもあるようですが、火葬後は自宅で保管しておくというのが多いようなのでこの方のように墓に入れてしまうというのはまた数少ない例のようです」(メディアライター)
病院に管理をお願いする、または火葬するなど様々な方法があるという切除した部位の扱い。
しかし、墓に入れるという視聴者の行動は千原ジュニアさんの言葉通り「すごい」ものだったようです。
(文:有馬翔平)