文:有馬翔平

ひろゆき「もう核ぐらいしか…」孤立進むロシア政府が核兵器を使用する可能性は?

西村博之 ひろゆき
画像:時事通信フォト

画像:時事通信フォト

依然として続くロシアによるウクライナ侵攻の続報を伝えた4日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

するとMCひろゆき氏が、ロシアによる核兵器使用の可能性について言及しました。

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ひろゆき、孤立するロシア政府に「核を使わざるを得ないというオチになる気が」

4日、ロシアによるウクライナ侵攻の続報を伝えた「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

その放送の中で、MCひろゆき氏がロシア政府が核攻撃を指示する可能性について言及するシーンがありました。

開戦から1週間以上が経過したウクライナ侵攻。

同日にはウクライナ南部にある同国最大の原子力発電所「ザポリージャ発電所」が攻撃され、原子炉が爆発すれば「チェルノブイリ原発事故の10倍の放射線が漏れる」というウクライナ政府の発表に緊張が走りました。

膠着しつつある戦線について、ひろゆき氏は「ロシアがウクライナ政権を倒して、傀儡(かいらい)政権を立てて親ロシアの国にしようとするのが目的だと思うんですけど、まあロシアが攻めてみたらゼレンスキー大統領のもとにみんなが団結しちゃった」とコメント。

そして、「プーチン大統領ってもともと『ウクライナ攻めないよ』って言ってたわけじゃないですか。で、結果として攻めたし、東のドンバス地区に関しては独立承認したからそこを保護するのであればまだ大義名分があったのにウクライナを攻めているわけじゃないですか」とロシア政府の言動が一致しないと指摘。

その上で「今度は『核使うかもしれません』って言ってるわけじゃないですか。そうするとどうやって戦争終わるのって考えると、もう平和的な終わり方はないと思うんですよね」と述べ「あとはプーチン大統領がロシア国内でプーチン政権が倒れるだったり、戦争が継続不能以外だとロシアが戦争を止めるというオプションを持ってない気がするんです」と、攻撃が止む見通しが立たないとも。

「プーチン政権が倒れない限り、ロシアは核を使わざるを得ないというオチになる気がする」と核攻撃の可能性が高まっていることへ危機感を募らせていました。

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「もう核ぐらいしか…」核兵器使用の可能性はあるのか?

ロシアによる核兵器使用を示唆したひろゆき氏。

さらにその後も、ウクライナは徹底抗戦の構えであることからたとえウクライナ政府が倒れたとしても「ウクライナが負けを認めることは難しくなる」と指摘。

「ロシアが一発逆転を狙おうとすると、もう核ぐらいしか残ってない気がするんですけど」と改めて最終手段に核兵器を使用する可能性を挙げました。

これに防衛省防衛研究所の高橋杉雄氏は、ウクライナ政府が残らないと戦争は終結させられないとして「戦争を終わらせるためにどのように衝撃を与えるのか。その目的で核兵器を使う3つのパターンがあるかもしれない」と、無人地帯での核兵器使用、都市外縁部を核攻撃、高高度で核兵器を爆発させ電磁波による精密機器破壊の3パターンを列挙し「可能性を捨てきれない状態」と解説。

すると、核兵器使用の可能性がわずかながらもあるということに番組の視聴者も、「高高度で核兵器使用した方が死傷者増えるんじゃないかな?」などとコメントを寄せていました。

(文:有馬翔平)