画像:時事
コスメ商品を購入する男性も増加している現在、コスメ販売に携わる女性が性的被害を受けているということを特集した3日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
すると美容系男子であるEXIT・りんたろー。さんが、その被害実態に自身の行動を省みるシーンがありました。
EXITりんたろー。化粧品売り場で多発する性被害に「相手に対して恐怖を与えていたんじゃないか」
3日、一向に減少しないわいせつ犯罪の対策を議論し合った「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
するとコスメ商品を販売している女性従業員が性被害に遭っているということに、EXIT・りんたろー。さんがコメントしました。
再犯率も高い性犯罪について、その性被害を減らす対策を話し合った同番組。
特集のきっかけとなったのは化粧品売り場で働く女性による「ストーカー被害がめっちゃくちゃ多い」というSNSの発信でした。
この投稿に、美容系男子としても有名なりんたろー。さんは「僕は美容を楽しむ中で『コスメも性別関係なく楽しめるべきだ』ということを結構言ってたりして」と男性がコスメを使用する偏見をなくそうとしてきたとコメント。
その上で「あそこのデパ地下行く時に男性は恥ずかしかったりするわけですよ。それを『なくしていきたいよね』とか言ってたんですけど、一方で僕なんかは体が大きいし、相手に対して恐怖を与えていたんじゃないかと思うとちょっと考えさせられる部分があって」と反省の言葉を口に。
また、りんたろー。さんは「やっぱりまだまだコスメに関して男性はわからないことが多い」とも指摘。
「それを男性に相談することはどっちに転ぶんだろうと怖さもあるんですよ。だから女性店員から教わった時に何かをあげるほど『本当にありがとう』という気持ちがあることも理解できるんですよ」と、女性店員に相談する心理を明かし「それを拒否された時に怒鳴るというのももちろんダメですけど、そういう現状がまだ全然ある」と述べました。
「悲しくなっちゃった」りんたろー。の反省に視聴者は複雑
コスメ商品を販売している女性従業員が相次いで性犯罪に巻き込まれていることに対し、自身の行動を省みたりんたろー。さん。
すると番組を観ていたファンはりんたろー。さんの言葉に、
《りんたろーさんの言葉、悲しくなっちゃった。男性も気軽に美容を楽しむべきなのに、変なのが来ると行けなくなっちゃうよね》
《りんたろーさんが反省することは何もないと思うよ。悪いのはコスメ売り場を悪用する犯罪者》
などとコメントを寄せていました。
しかし、女性従業員が狙われるというのはコスメ売り場に限った話ではないと言います。
「手を握られる、付きまとわられるという性犯罪被害はコスメ売り場だけではありません。私の聞いた限りだとアパレル販売もそうです。オススメの服を尋ねるフリをして体を触られた、盗撮されたという事例も。なのでコスメ限定ではなく性犯罪者はそういう女性の多い職場を狙っているのでしょう」(メディアライター)
ここ数年、美容に取り組む男性への偏見をなくそうと行動を起こしてきたりんたろー。さん。
その努力を失わせないためにも、女性が働く現場で起きる性犯罪へ声を上げることが大切なのでしょう。
(文:有馬翔平)