文:服部慎一

『ラヴィット!』、おニャン子クラブの名曲を大合唱しお茶の間凍る「カオスすぎ」「かなり気持ち悪い」

TBS
画像:時事通信フォト

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22日に放送された「ラヴィット!」(TBS系列)。

同番組ではこの日、おニャン子クラブの「セーラー服を脱がさないで」をスタジオメンバーで大合唱するシーンが放送されました。

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「ラヴィット!」、おニャン子クラブの名曲を大合唱しお茶の間が凍る事態に

22日に放送された「ラヴィット!」(TBS系列)。

この日は、猫の鳴き声が「ニャン」ということにちなんで「猫の日」と呼ばれており、2022年は2が6つも並ぶことから、「スーパー猫の日」と呼ばれているのだそう。

同番組でも、猫の日にちなんで様々な企画が実施されました。

中でも、視聴者の間で話題となったのが、伝説的なアイドルグループ・おニャン子クラブの名曲「セーラー服を脱がさないで」をスタジオメンバーで大合唱するというシーン。

同グループは、フジテレビ系列のバラエティ番組「夕やけニャンニャン」から誕生したアイドルグループで、国生さゆりさんや、渡辺麻里奈さん、工藤静香さんといった錚々たるメンバーが在籍していたことでも知られています。

デビュー曲で同グループ最大のヒット曲として知られる「セーラー服を脱がさないで」。

同日放送の「ラヴィット!」では、自身も小学5年生の時にブームだったために、おニャン子クラブにどハマりをしていたというタレントのビビる大木さんが、猫の日にちなんで同曲をリクエスト。

大木さんの提案もあって、スタジオメンバーで大合唱をするという流れに発展しました。

サビ部分は全員で合唱をしたり、お笑いコンビ・アルコ&ピースの平子祐希さんや、若槻千夏さん、MCの田村真子アナウンサーなどが順番にソロ熱唱をする場面も。

大木さんはダンスを完璧に踊りこなすなど、盛り上がりを見せましたが、歌詞がテロップとして画面に映し出されると、視聴者の雰囲気は一変。

ネット上には、

《ラヴィットまじできめえ……おニャン子とかいうクソジジイのセクハラの歌聞かされて朝から最悪

《朝の番組でおニャン子クラブを全員で熱唱するカオス》

《朝なのにおニャン子クラブの「セーラー服を脱がさないで」はキツい》

《朝からおニャン子クラブ歌ってるけど、え?何を見せられてるの??って脳がフリーズしたよ》

《朝からおニャン子クラブの歌、聞きたくなかったわ! ビビる大木はこんなだから、あんまりテレビで見ないんだね マジでみんなに歌わせるとか、ありえん!》

《ラヴィットでおニャン子の「セーラー服を脱がさないで」みんなで微妙な顔で歌っていたけど、歌詞今聞くとかなり気持ち悪いな》

《朝からこんなの流して欲しくなかった》

などの声が寄せられ、お茶の間も凍りついてしまったようです。

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歌詞が時代錯誤?おニャン子の名曲「セーラー服を脱がさないで」とは

おニャン子クラブのデビュー曲であり、最大のヒット曲として知られる「セーラー服を脱がさないで」。

今回拒絶反応を示したのは、おニャン子クラブを知らない若い世代が中心のように見受けられました。

同曲の歌詞には「友達より早く、エッチをしたいけど。キスから先に進めない、臆病すぎるの」や、「セーラー服を脱がさないで、嫌よダメよこんなところじゃ」、「デートに誘われて、バージンじゃつまらない、パパやママは知らない、明日の外泊」など、直接的な表現が多く用いられています。

同曲の作詞は秋元康さんが担当をしておりますが、もちろん時代背景なども関係はしてはいるものの、こうした表現がNGとなっている世の中であるだけに、受け入れられなかったのかもしれません。

また、こうした表現の歌を当時10代〜20代だったアイドルに歌わせていた事実に「これ当時は、10代の子が平気で歌ってたの??」、「今の時代に朝から流すにはあまり宜しくない歌詞で、驚きを隠せない」と、驚愕をする視聴者も。

コンプライアンスが厳しくなってきている昨今。

もはや地上波の番組で「セーラー服を脱がさないで」を流すのは、難しくなってきているのかもしれません。

(文:服部慎一)