画像:時事
今月上旬、少子化担当大臣の野田聖子氏がSNSのブロック機能を使い、国民の声をシャットアウトしていたことを特集した17日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
すると、EXIT・兼近大樹さんがブロックされた意見に対して見解を述べました。
EXIT兼近、野田聖子のSNSブロックへの批判に「バカみたいだなって」
17日、今月上旬に少子化担当大臣の野田聖子氏がSNSの機能を使い、有権者のアカウントをブロックしたことを特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
その放送の中で、野田氏がブロック対応したことに憤る声にEXIT・兼近大樹さんがコメントを述べました。
昨年、「ブロックはしない」と宣言していた野田氏。
しかし、児童手当などにかかる所得制限撤廃を願う声が寄せられるとTwitterでアカウントをブロックしました。
その行為が批判を呼び、野田氏は週刊誌メディアにブロックしたことを認めた上で「秘書がやったこと」と釈明。
しかし、スタジオでは世論が野田氏へ誹謗中傷したという前提で話が進んだのでした。
その結果、「ちょっと前の高校生のやり取りというか『ヤバイブロックされたぴえん』みたいな。『マジムカツクんだけどウチなにもしてないのに』みたいな」と野田氏を批判する声に「待った」をかけた兼近さん。
「よくあったのがそのまま年取っていったのかみたいな。それで一時期盛り上がってましたから高校生たちは。ブロックしてやったぜ、ブロックされたから晒すみたいな」として上で「大人もやってるのかよ」と呆然。
「『私はブロックしない』って言ってたわけじゃないですか。で、それを知ってるんだったらブロックしたってまず相当嫌なことがあったんだろうなって思うはずじゃないですか」と述べ「なんでそれを『おまえブロックしたな!』と子供みたいに叫べるのが不思議」と野田氏への批判に厳しい言葉を並べました。
その後も「自分で、みんなの前で『ブロックしません』って言ってた人がしてしまいましたって相当嫌なこと言われただろうし、相当耐えられない現実があったはずなんですよ。なんでそこに思いを馳せないで『おまえブロックしたな』ってそんな子供みたいこと言えるのか」と続けた兼近さん。
「バカみたいだなってちょっと思っちゃいますね」と批判の声に苦笑を漏らしていました。
「それこそ誹謗中傷」兼近のコメントに失望の声
野田聖子氏に対する批判の声に厳しいコメントを述べた兼近大樹さん。
しかし、野田氏がブロックすることとなったきっかけが誹謗中傷という前提でコメントが述べられたことに番組の視聴者からは、「兼近さん、それ私達への誹謗中傷ですよ。何も知らないで語ったことがどれだけの人を傷つけたがわかってますか?」、「兼近さんが好きだっただけに残念な発言。お願いしただけでブロックされ、それを批判したらバカなの?」などと、失望にも似た声が上がりました。
「事の発端は先月末に『こども家庭庁は誰一人取り残さず、抜け落ちることのない支援を掲げる』という野田氏のツイートに『所得制限撤廃か?』という解釈と期待の声が寄せられたことでした。その解釈が正しいかはさておき、『所得制限撤廃ですか。ありがとうございます』という言葉はブロックするに値する誹謗中傷になるのでしょうか。そこに兼近さんの言う嫌な言葉、耐えられない現実があったかというと微妙です」(ライター)
幅広い視野から飛び出すコメントが売りの兼近さん。
しかし、この日は「誹謗中傷がある」というステレオタイプから抜け出せなかったようです。
(文:有馬翔平)