文:有馬翔平

EXIT兼近「うらやましい」老いることへ恐怖する若者に鋭すぎる喝

兼近大樹
画像:時事

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SNSで「人生のピークは30歳前後」という投稿が話題になったことを特集した10日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

すると長生きすることを恐れる若者に、EXIT・兼近大樹さんが喝を入れました。

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EXIT兼近、老いることへ恐怖する若者へ「うらやましい」

10日、SNSで話題になった「人生のピークは30歳前後」という投稿を特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

すると長生きすることに恐怖心を抱く若者に対し、EXIT・兼近大樹さんが喝を入れるシーンがありました。

先日、SNS上で「30歳前後で大体のことは経験しちゃうから、その後の人生は刺激も楽しみも少なくなる」という投稿が拡散され話題に。

その投稿に「30歳すぎてからの方が楽しいこといっぱいあった」と反論も多数寄せられましたが、一方で若い年代からは「むしろ20代がピーク」などと老いることに恐怖を感じる声が。

この若い世代の声に「俺やっぱ『ネガティブの中のポジティブだな』と思うのが…」と切り出した兼近さんは「なんで自分が何十年も生きられると思ってるのかが不思議」と数十年も生きることが前提となっていることを疑問視。

「まず今日生きていることがすごいじゃないですか。明日はおまえ死んでるかもしんねえぞという状況で、ご飯食べられなくなる状況だって明日食えなくなる可能性だってあるのに、なんで何十年先まで健康で幸せでいられる自分を想像できるんだろうって」と首を傾げると「うらやましい」と、老いることへ恐怖を抱けることに率直な気持ちを明かしました。

さらに「おまえすごい楽に生きてきたんだなというのが感じられるというか。だって昨日死んでた可能性だって考えてないじゃないですか」、「とにかく歳を取れるというこのポジティブな思考回路がカッケーなと思いましたね」とコメントした兼近さん。

これにはスタジオの出演者からも「日本に住んでいると当たり前に歳を取っていくけれども、世界で見れば明日かもしれない」、「大事な目線だ」などと目から鱗が落ちたという感想が上がっていました。

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「鋭い」兼近のコメントに視聴者も思わずうなずく

長生きすることに恐怖心を抱く若者に対し、老いることが前提となっていることに「うらやましい」とコメントした兼近大樹さん。

すると、数十年先より今を真剣に考えようと訴える兼近さんの言葉に番組を観ていた視聴者からは、

《兼近さんのコメント、鋭い。おやすみって寝て。翌朝おはようって起きられるのは当たり前ではない》

《かねちーの言葉に今日もハッとさせられた。何でもかんでも当たり前になってるからこそその根本を見つめ直すべきなのかも》

《ほんとそれ!老いた時を心配するより今を精一杯生きた方が楽しいし有意義だよね》

などと出演者同様に感銘を受けたよう。

人間関係のしがらみから脱却するべくホームレスにもなったことがある兼近さん。

来ないかもしれない明日より確実にある今を大切にするというのは、そのような経験があったからこそなのかもしれません。

(文:有馬翔平)