文:有馬翔平

元SKE48柴田阿弥、急成長『Vチューバー』を絶賛「応援したいなって人の幅が増えてる」

柴田阿弥

画像:時事

ここ数年で一大コンテンツに成長しているVチューバーを特集した13日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

すると、視聴者がVチューバーへ金銭を贈るいわゆる「投げ銭」に柴田阿弥アナウンサーが危機感をあらわにする場面が。

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元SKE48柴田阿弥、急成長『Vチューバー』を絶賛「応援したいなって人の幅が増えてる」

13日、急激にファンを増やしている「Vチューバー」を特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

その放送の中で、元SKE48のメンバーで現在フリーアナウンサーの柴田阿弥アナがこの注目コンテンツに見解を述べました。

3DCGモデルを駆使して動画配信サイトでゲーム実況をラジオ番組を放送する「Vチューバー」。

この日、そのコンテンツの中でも「投げ銭」、「スパチャ(スーパーチャット)」と呼ばれるファンが金銭をVチューバーへ送るやり取りについて議論が交わされました。

元アイドルだった柴田アナは「総選挙とかもそういうことですよね?」と切り出すと、「投げ銭よりもはるかに手間がかかる…コードとかを書かなきゃいけないけど相当頑張ってくれる」と「Vチューバー」とアイドル文化の類似を指摘。

「たぶんランキングとか見ると人の上に立てますし、スパチャで出るから。それで日本人の自己肯定感が低いと聞いたことがあるので、低いのは悪いことではないと思わないのですが、たまたまそれがマッチしていて、むしろそれをやっている人たちは幸せにしていると思うので、私はそれくらいの感覚で見ています」とコメントしました。

「でも生身じゃない分、危険性は相当少ないですよね。トラブルに巻き込まれる可能性は相当少ないですし、おそらく。あと対面しなくていいので心理的ストレスは軽減されるのかな」と3DCGモデルでファンと交流できることのメリットを列挙。

「やっていた身としてはそれは好みだと思うので、出たいぞって思う人もいれば声だけで出たいという人もいるので。応援したいなって人の幅が増えてるんですね、きっと」と、「応援される側」からの見解を示していました。

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未成年による『投げ銭』問題

注目が集まる「Vチューバー」コンテンツに理解を示した柴田阿弥アナウンサー。

しかし一方で「投げ銭」文化には危機感もあらわに。

未成年による過度な投げ銭が問題になっていることがテーマに挙げられると、柴田アナは「実際に知人のスタッフさんで、子供がまったく同じように使ってしまったというケースがあったんですが」と身近にあった具体例を提示。

「未成年者が契約するということで取り消せるケースもあるんですけど、一部は負担しなきゃいけないってことがあったらしい」と実害があったとして「未成年は仕事に就いている割合も低いので規制とはいかなくても何らか考えた方が」と対策の必要性を訴えました。

すると、この柴田アナの意見に番組を観ていた視聴者が反応し、「いくらスパチャで色が変わるとかダメだと思う。対抗心を煽るだけ」などとコメントが。

今や動画サイトの枠を超えて、企業とのコラボレーションも行われている「Vチューバー」。

しかしより親しみやすいコンテンツに成長するためには改善すべき点がまだあるようです。

(文:有馬翔平)