文:有馬翔平

カズレーザー「教えなきゃいけない」中学生刺殺事件、学校の『家族のような関係』発言に反論

カズレーザー

画像:時事

先日、愛知県の中学校で発生した生徒による刺殺事件の続報を伝えた29日の「めざまし8」(フジテレビ系)。

加害者生徒が学校のアンケートに記した悩みについて、メイプル超合金・カズレーザーさんが自身の見解を述べました。

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カズレーザー、中学生刺殺事件で人間関係の教育訴え「教えなきゃいけない」

29日、先日愛知県の中学校で発生した生徒による刺殺事件の続報を伝えた「めざまし8」(フジテレビ系)。

教育委員会が明かした加害者生徒の悩みに、メイプル超合金・カズレーザーさんが自身の見解を述べました。

愛知県の公立中学校で加害者生徒が同級生を刃渡り20cmの凶器で刺殺した事件。

今年2月に学校が採ったアンケートで「生徒会選挙の応援演説を頼まれたのが嫌だった」、「友達と話している時に割って入ってこられるのが嫌だった」で回答していたことが明らかに。

この加害者生徒が記したアンケートの内容に「もちろん、このアンケートからは彼に大きな悩みがあったということが取れる」とコメントしたカズレーザーさん。

しかし「ただ、文章からは『それだけ?』というのも取れるじゃないですか。このアンケートから背景が見えたというのは早計だと思いますね」と指摘。

「むしろ教育員会もこれくらいなら『どちらとも取れるかな』と思って出している情報だと思うので」とした上で「ここからどうこうというのはまだ早い」と述べました。

またカズレーザーさんは事件に際して学校の教育についても言及。

「実際問題、たまたま同じ場所、同じ年齢に生まれたという他人の集合体なので、仲良くなるというのはもちろん理想論なんですけど、分かり合えない人がいても自然の社会。社会の縮図で考えるなら」と見解を示しました。

中学生による刺殺事件で、「人間関係の教育」という箇所に着目点を置いたカズレーザーさん。

「互いの理解を深めるのが理想だけど、そう上手くいかないこともあるというのは現実問題として教えなきゃいけないと思う」と見解を述べていました。

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「『家族みたい』にはなれない」カズレーザーの見解に視聴者も頷く

中学校で発生した刺殺事件に対し、人間関係が「上手くいかないこともあるということを教えなきゃいけない」と述べたカズレーザーさん。

すると、人間関係の教育という観点に番組を観ていた視聴者からも、

《カズレーザーの意見に賛成。ただ同じ年に生まれて集められただけなのに同級生は『家族』にはなれない》

《ほんそれよ。みんな仲良く、分かり合えないのは悪みたいな教育してるからこうなる。合わないのは合わないでいい》

《まさに正論。自分と100%同じ人間なんてどこにもいないということを理解しなくてはいけない》

などと、カズレーザーさんに同意する意見が。

今のところ明らかになっている供述からは、双方の気持ちのすれ違いが原因だと思われる今回の事件。

それを防ぐには気持ちのすれ違いも「人間関係の醍醐味」と教育の現場で教える必要があったのかもしれません。

(文:有馬翔平)