画像:時事通信フォト
31日に投票開票が行われた衆院選挙までの間、各政党の幹部を招いて政策についてインタビューを行っていた「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
すると、大半の政党がSNSよりも「握手」を選挙活動で選択したことにMCひろゆき氏が首を傾げました。
ひろゆき、各政党の選挙活動に苦言「若者を見下している」
29日、投開票日を2日後に控えてこれまでの政党幹部の発言を振り返った「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
すると、これまで各政党が回答した「選挙活動の方法」にひろゆき氏が苦言を呈するシーンが。
この日、若者の投票率が下落傾向にあることに関連してネットやSNSが政治に与える影響を特集した同番組。
これまで大半の政党が選挙活動で重視する方法に「握手」と回答していたことに、ひろゆき氏は「ネットで情報が増えたから投票に行くだろうというのは、若者を見下している気がするんですよね」とバッサリ。
「ネットに情報があるかないかにかかわらずテレビで色んな情報は手に入れていて、投票に行っても俺の人生は変わらないよねと判断した結果」と、投票率が低い背景を指摘すると「ネット上で情報を得てもその判断は変わらないってだけなので」、「予想された結果」とコメントしました。
さらに、ひろゆき氏は若者の投票率が上がらない理由について「ネットの情報って政策だったり日本をこういう風にしたいという思いをネットに流すわけですけど、そんなことより握手をしたかどうかで投票先を決める頭の悪い高齢者が多いっていうのが事実なわけじゃないですか」、「そしたらいくら若者が情報を得たってしょうがない。握手だけで投票するアホばっかなんだからと思ってます」と人口の割合も関係していると指摘。
「若者が一生懸命投票しても高齢者が多いので、高齢者向けの政策をする政治家だけが受かるというのは小選挙区では変わらないと思うんですけどね」と持論を述べていました。
「ひろゆきの言葉がすべて」視聴者も納得
若者による投票率が向上しない原因について、人口分布を挙げたひろゆき氏。
さらにその後も「国のお金というのは限られてて、じゃあ若者にお金を配ろうとしたら高齢者から奪い取るしかないわけじゃないですか。だって財布は決まってるんだから」と持論を展開。
「じゃあ正式にこういう経済政策でと言った場合、高齢者からの反発って必ずあるんですよ。普通に考えたら若者にお金配って教育にガンガンお金使って子供産んでもらった方が人口も増えて頭のいい子供も増えて経済的に良くなる。どんなバカでもわかるんですよ。どんな国でもやってるんですよ」とも。
すると番組を観ていた視聴者からは、
《言葉は悪いがひろゆきが正しい。上の年代にいくほど政策とか二の次で投票している気がする》
《ひろゆきの言ってる言葉がすべて。》
《教育、少子化対策しないと内需ガタガタになるもんね》
などと共感の声が。
著名人らが投票を呼びかけるなど若者の投票率をあげるための取り組みが目立った今回の選挙。
ただ高齢者の割合が人口の3割を超えた今、付け焼刃の取り組みだけではなく若者の目を引く政策が必要なのは間違いありません。
(文:有馬翔平)