文:有馬翔平

安住紳一郎、中継先の『謎の声』におびえる「何か…ありましたからね」

安住紳一郎

画像:時事

東京・新橋駅前から中継を結び、12年間出勤者を応援する活動を行っている団体を取材した12日の「THE TIME,」(TBS系)。

すると中継開始直後、安住紳一郎アナウンサーが後ろから響くチアの声に動揺する事態が。

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安住紳一郎アナ、中継先の『謎の声』におびえる「何か…ありましたからね」

12日、この日新橋駅前で出勤者を応援していたチアリーディング団体を取材した「THE TIME,」(TBS系)。

するとその放送中、安住紳一郎アナウンサーがチアリーディングの声にどこか動揺するような、挙動不審な様子を見せるシーンがありました。

新橋駅前と中継を結んだ同番組。

中継先で篠原梨菜アナウンサーが駅前の状況を伝えていると、何やら「ファイト!ファイト!ファイト!」と複数の女性の声が。

しかし、淡々と今日の温度と街行く人の服装を伝える篠原アナの一方で、スタジオの安住アナはこれに「うん?」と落ち着かない様子。

そして、「本日こちらに来たのが、全日本女子チア部『AJO』のみなさんがチアリーディングを行っているんです」と篠原アナがチアリーディング団体を紹介、チアガール姿の女性が映ると安住アナは「あ…良かった。チアのみなさん方ね」とホッと一安心。

「最近、中継先に奇声を発する人が登場するのが何か…ありましたからね」と動揺したわけを語ると、篠原アナも「違います!」と苦笑交じりに否定しました。

その後、都内を回って出勤する人々を勝手に応援するという活動を12年前から行っている同団体が昨日行われた日本プロ野球ドラフト会議で選出された2選手らへエール。

これに、安住アナは「エールが届いていれば嬉しいです」とコメントして中継を締め括っていました。

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「そういうことちゃうんねん!」安住の自虐ネタに視聴者爆笑

中継先から流れるチアリーディング団体の声に怯えた様子を見せてしまった安住紳一郎アナウンサー。

しかし、この安住アナの反応は先週発生した地震直後の生放送が原因だったのだとか。

「7日に関東で発生した地震で、地震直後にTBSは『NEWS23』で東京都内の各地と中継を結び地震の被害や混乱を伝えていました。するとその最中、赤坂から一般男性の話を聞いていたところ突如後ろから『アリャリャリャリャリャリャ!』と奇声を発しながら近づいてくる男性が。さらに『アッア~!』と取材陣に近づいてくる様子が映るとスタジオが映像を引き取るという放送事故になったのです」(テレビウォッチャー)

先週、同局で発生した一般人の奇声による放送事故。

すると、安住アナがそのトラブルを彷彿とさせるコメントを発信したことに視聴者が反応し、「安住さん、そういうことちゃうねん!」「自虐にする安住さんさすが!」などと、トラブルを笑いごとに変える手腕に拍手が巻き起こりました。

ただ、安住アナは「気が気ではなかったのではないか」とも見られています。

「地震直後、東京都内各地の映像を各放送局はこぞって映しました。そのため、だからこその放送事故も多く、たとえば渋谷駅前のスクランブル交差点では『ドラゴンボール』のキャラクターに扮している人が映るとたちまちSNSで話題に。しかし笑いごとで済まされない事故もあり、NHKではタクシー列に並んでいた男がカメラクルー目掛けて体当たり。一瞬、男と揉めるような映像が。最近、都内では『ミヤネ屋』で女性リポーターが暴力を振るわれそうになる事案もありましたから、MCとしては心配でしょうね」(同)

生放送が多い情報番組にはつきものの放送事故。

安住アナも機転を利かせ自虐に走りましたが、内心は相当焦っていたのではないでしょうか。

(文:有馬翔平)