画像:時事通信フォト
7日の「めざまし8」(フジテレビ系)が外国文化への圧力を強めている中国国内を特集すると、その圧力にMC谷原章介さんがコメントしました。
すると、谷原さんのコメントにゲームファンから熱視線が注がれることに。
谷原章介、中国での日本文化規制にガックシ
7日、中国国内で海外文化に対する圧力が強まっていることを特集した「めざまし8」(フジテレビ系)で、日本文化にも締め付けを強まっていることに谷原章介さんがコメントを発信しました。
先月末、中国北東部の都市「大連」にオープンした京都を再現した日本街「盛唐・小京都」。
しかし、歴史的にも敏感な都市に日本街が設立されたことにSNSで「日本文化を礼賛するな」と批判が殺到、オープンから1週間足らずで閉鎖を命じられることに。
さらに広東省でも東京・新宿を模したショッピングモールに規制が入ったことに三浦瑠璃氏は「日本のアイドルがどうこうとか、アニメがどうこうとか文化に対して、素直に惹きつけられてしまうので、日本人気がいきすぎて中国政府の世界観が逸脱してしまう懸念も感じてはいるでしょうね」と解説。
すると、谷原さんは「中国でこういうビジネスをはじめようと思ったら、キチンと許可を取らなければいけないはずじゃないですか。取ったものがオープンした瞬間閉められるって、かなりちぐはぐな動きに感じますよね」と、中国の方針に首を傾げました。
中国の規制に違和感を覚えた谷原さん。
ただ、「ロリータファッションとか、ゲームだと『原神』とかがすごい人気ありますよね」とサブカルチャーに次々と規制が入ることへ肩を落としていました。
「もしかしてやってる?」ゲームファンが谷原のコメントに反応
中国国内で強化されつつある海外文化の規制に対し、コメントを述べた谷原章介さん。
しかし番組を観ていた視聴者は谷原さんのある発言に思わず反応してしまったよう。
「視聴者のリアクションが相次いだのは谷原さんが『原神』というゲーム名を出したところです。これにゲームをプレイしているであろうユーザーから『谷原さんが原神の名前を出した!』と喜びの声が多数寄せられたのでした」(テレビウォッチャー)
実際ネット上でも、「知ってて草」、「もしかしてやってるの?」などと、谷原さんが「原神」を話題に挙げたことに多くのネットユーザーがコメント寄せていました。
「『原神』とは昨年にリリースされたプレイステーションやスマートフォンでプレイすることのできるオンラインゲームです。オープンワールドとゲーム業界では言われる、いわゆる仮装世界を自由に移動してストーリーを進めたり、他のプレイヤーと共闘したりすることができます。精巧なグラフィックや壮大な音楽も特徴で、昨年全世界の売上ではあの『ポケモンGO』を抜く記録を打ち立て日本のほかアメリカなどでも人気を誇っています」(芸能ライター)
世界的に人気のあるゲーム「原神」。
しかし、谷原さんはある「勘違い」をしているのだそう。
「ただ、この『原神』は日本ではなく『miHoYo』という中国のゲーム会社が開発、運営しているゲーム。最近では『アズールレーン』や『アイアンサーガ』など中国企業が開発したゲームが台頭してきています。テレビCMもよく打ってますし…。なので日本文化の締め出しを案じるより、日本のお株であるゲーム産業が衰退する可能性を案じるべきだと思います」(同)
谷原さんが勘違いするほど日常のものになった中国企業のゲーム。
ゲームをクールジャパン戦略として推し進めている中、この事態に危機感を募らせるべきなのかもしれません。
(文:有馬翔平)