文:有馬翔平

『元ホームレス』EXIT兼近、DaiGoの発言を批判も反省「DaiGoさんの背景も僕は知らない」

兼近大樹
画像:時事

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今月7日、メンタリストのDaiGoさんがYouTubeに投稿した動画内で物議をかもした「ホームレス蔑視発言」。

全国で非難が高まる結果となったこの発言について26日、「ABEMA Prime」(AbemaTV)が特集すると出演者らが議論を交わしました。

すると、MCであるEXIT・兼近大樹さんの一言に注目が集まることに。

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EXIT兼近、『ホームレス蔑視』のDaiGoにチクリ

26日、メンタリストのDaiGoさんがYouTube投稿の動画内で口にした「ホームレス蔑視発言」について特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

今月7日、YouTubeに投稿した動画内で「自分にとって必要のない命は軽いんで、ホームレスの命はどうでもいい」という趣旨の発言を口にしたDaiGoさん。

直後、動画の視聴者から批判が殺到、二度の謝罪を行う騒動に発展したことについて兼近さんは「僕自身もホームレス経験というのはあるんですけれども」と、路上生活の経験からコメント。

路上生活をしていた当時のことを「僕の場合は戻れる場所があって、仕事に就けないわけでもなく、障害があるわけでもない」として「社会的に見捨てられたわけではなく、自ら選んでいった側」と前置きすると、その上で「やっぱりいる」と自身とは異なる理由で路上生活をしている方の存在を明言しました。

その後、今回の騒動を「みなさん想像できないと思う」とつづった兼近さん。

さらに「どういう背景があってなぜこうなっているか」、「そういうことが想像出来ない人はこの世の中にいっぱいいる」と批判。

そして「ホームレスの方でも個人個人違うと思うんですよ。みんな理由があって、それぞれ違うという」と騒動の原因を分析していました。

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「我々の責任」DaiGoの発言に反省も

DaiGoさんの「ホームレス蔑視発言」について、その人物の背景を見てこなかったことが原因と述べた兼近大樹さん。

その発言の元となった路上生活は東京・渋谷区内で行っていたのだそう。

「兼近さんは今から7年前ほど、渋谷区の旧宮下公園付近で路上生活を送っていました。その時に何のしがらみもない生活が『居心地いい』と感じたようで、生活困窮だけが路上生活の原因ではないと悟ったと過去番組で話しています」(芸能ライター)

路上生活を行うことで、路上生活の解放感、敢えて路上生活をする人たちの心境を理解した兼近さん。

ただ、その上で「背景を知らない」とDaiGoさんを批判した一方で、「この件でいうとDaiGoさんの背景も僕は知らないんですよ。なぜそんなこと言ってるかって」と自身もDaiGoさんの背景を知らないとコメント。

「なんでこんなこと言うんだよ、コイツ」と思いつつも、「DaiGoさん自身も個人で見た時、何か背景があってこの人を何も知らずに生きてきてしまった」と反省を口に。

すると、番組を観ていた視聴者からは、

《どこまで賢い人なんだ。確かに表面だけ批判しても本質の解決には至らないよな》

《目から鱗が落ちた気分。なぜあんな発言をしたのか考えたこともなかった》

《かねちーさすが。痺れた》

などと、兼近さんの言葉に感銘を受けたという声が続出しました。

その後、今回の騒動を「我々の責任」とし、「ホームレスさんがいるように、こういう人もいるという意味では導けていない社会全体の問題だなとDaiGoさん全体に感じた」とまとめた兼近さん。

DaiGoさんの一件は発言の批判で終わらせるのではなく、その先にある「なぜその発言をしたのか」というところまで掘り下げなければ解決には至らないということなのでしょう。

(文:有馬翔平)