文:服部慎一

山里亮太、生放送のラジオでガチギレ「さすがにキレていい案件」

山里亮太
画像:時事

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18日に放送された「山里亮太の不毛な議論」(TBSラジオ)。

南海キャンディーズ・山里亮太さんが、同番組の放送作家にガチギレをするシーンがありました。

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山里亮太、生放送のラジオでガチギレ「さすがにキレていい案件」

18日に放送された「山里亮太の不毛な議論」(TBSラジオ)。

同番組のメインパーソナリティを務める、南海キャンディーズ・山里亮太さんが、同番組の放送作家にガチギレをするシーンがありました。

同番組では、秀逸なメールを送ってくれるリスナーの熱意に応えるべく、ポイント制度を導入しており、メールが採用された場合は1P、1番印象の深かったメールにはMVPと称して10Pが贈呈される仕組みとなっています。

ポイントは累計式で放送後も合算されていき、30Pで山里さんのサイン入り台本、50Pでスピリッツ・不毛な議論仕様の特別表紙デザインシート(限定1枚)など、ノベルティは豪華なものばかり。

1番豪華なノベルティは、200Pで交換できる山里さん着用のスーツで、こちらは限定6着となっているようです。

ポイント交換品をめぐって山里さんは、「素敵な商品と交換できますから…。僕、私物のスーツ出したのに、需要が全然ないんですよね。」と、意外と人気がないと明かします。

すると、同番組の放送作家・小川浩之さんが「これ、どれぐらい経ちますか?」と、ポイントシステムを導入してからの年月について質問。

これに対し、「1年ぐらい?このシステムになって。スーツが何ポイントでしたっけ?200ポイント。」と、改めて確認をした山里さん。

「6着出してるんですよ。誰も目指してないんですよねスーツを…」と、スーツが一向にポイント交換されないことを嘆いていました。

小川さんは「1個もハケてないですよね?」と小馬鹿にしたような発言をすると、「いや、小川さん、これ俺さすがにキレていい案件じゃないですか?小川さん、今なんて言いました?」と、どうやら「ハケる」という単語に納得のいかない様子の山里さん。

「信じられない…。気づきました?ハケる?在庫とかに言う単語ですよ。俺がね、漫才をしてる時に着た、言ったら聖なるものですよ…。喉から手が出るほど、欲しいという人がいてもおかしくない!!タレントが来てたスーツ、なくなく提出したのを、ハケる?」と、語気を荒げました。

これには小川さんも「いやいや、そんな悪意はなくて…業界的な言葉ではあるじゃないですか」と釈明をしつつも、「大変申し訳ありませんでした」と謝罪。

山里さんお「本当、気をつけてよそれは」と、たしなめていました。

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業界用語?「ハケる」とは?

山里さんが気にしていた「ハケる」という言葉。

業界的な言葉であると小川さんも指摘をしていましたが、どのような意味なのでしょうか?

「ハケる」を漢字で書くと「捌ける」となり、「さばく」と読むこともできます。

本来の意味としては滞りなく流れるという意味であり、そこから転じて舞台や演劇の世界では、舞台上から袖に消えることを「ハケる」と呼ぶようになったといいます。

また、お客さんやスタッフ、機材などが完全に撤収をしてイベントスペースを後にすることを「完パケ」と呼ぶこともあり、芸能関係の業界ではよく聞く言葉なのだそう。

アパレル業界や飲食業界においても、仕入れた商品や食材など、在庫が売れることを「ハケる」と呼ぶこともあり、総じて「なくなる」を意味する単語であることは間違いありません。

いずれにしても、山里さんが大切にしていたスーツに対して「ハケる」という表現は適切ではなかったと思います。

(文:服部慎一)