文:有馬翔平

ひろゆき「勘違いしちゃった」新型コロナの感染拡大における政府の間違えを指摘

西村博之 ひろゆき
画像:時事通信フォト

画像:時事

東京オリンピック開催から1週間が経過した一方で、全国各地で急拡大を続けている新型コロナウィルスの猛威。

再び緊急事態宣言の対象地域が拡大したことについて30日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)が特集すると、MCひろゆき氏が持論を述べました。

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「政府が勘違いしている」とひろゆき氏が指摘した内容とは一体?

ひろゆき、コロナ感染拡大の原因を指摘「政府のせいにする国民性」

30日、全国各地で過去最多の感染者を記録している新型コロナウィルスについて特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

第三波を超える勢いについて、実業家のひろゆき氏が持論を述べました。

東京都内で3000人超と過去最多の感染者数を出した新型コロナ。

東京都以外の自治体でも感染が拡大していることに、ひろゆき氏は「もうお盆もあって帰る人は帰ると思うんですよね。緊急事態宣言出ようがもうチケット取っちゃったしみたいな話なので」として、「もう9月ぐらいまでは止まんないんじゃないかなと思いますけど。感染者増えるのは」と2ヶ月ほどは感染拡大に歯止めがきかないと分析を口に。

また、ひろゆき氏は「フランスの場合だとマスクをして外出しなくてもいいですという形で、飲食店も自由にやってくださいという状況」と在住のフランスが取っている対策についても言及。

「自由にやる人はやるけれど、死ぬ人は死ぬよね」と「政府の責任にしない国民性」があるとする一方、「『死んだら政府責めるんじゃね?』というのが日本の国民性としてある気がする」と日本の国民性を指摘しました。

そして、「『政府のせいにする国民性』がある限り、政府としては厳しく『ロックダウンです』とか『まん防です』とか言わざるを得なくて、メディアも『ほらこんなに感染者増えちゃったじゃないですか』と言わざるを得ない」という悪循環が確率されていると指摘。

「健康的な人でも死ぬ人は死ぬししょうがないじゃん、他の病気でもいっぱい死んでるよってちょっと政府が言うのは難しくないですか?日本人には」と、新型コロナが恐ろしい病気ではないと政府が公表するという手段について首を傾げたのでした。

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「ごもっとも」分析に視聴者も納得

新型コロナが拡大している状況について、「政府のせいにする国民性」と持論を展開したひろゆき氏。

しかしその一方で、日本政府の対応についても「オーストラリアとか中国とか台湾とか完全に抑えましたというパターンと、抑えるのは無理だけど本当にヤバイ時だけロックダウンしてあとは感染しながらいこうぜとヨーロッパの2種類がある」とした上で、「日本って間違って、完全に抑えた国のマネをしている」と指摘。

「あれをやるんだったら政府が人権を完全にコントロールして、マスクしないんだったら罰金取るし逮捕するし刑務所突っ込むよってやらないといけないんですけれど、それもやらない」、「結果として欧州みたいに感染が広がったままなのに、なぜか感染ゼロで打ち勝つことができるという誤解をしちゃった」とコメント。

「そこが政府の間違えだと思う」と政府の対応が間違えだったと分析しました。

すると、このひろゆき氏の意見に多くの視聴者が賛同。

《その通りだと思う。日本は憲法でそもそもロックダウンなんてできないんだから『ゼロコロナ』目指すより初めから『Withコロナ』を目指すべきだった》

《ごもっともすぎる。ゼロにするんだったら厳しい措置が必要だった。目的と手段がかみ合っていない》

などと、ネット上には多数のコメントが寄せられる状況に。

今月末には都内で1日の感染者数が1万人にもなると言われている感染状況。

勘違いを正すということが今、日本政府が取らなければならない急務の政策のようです。

(文:有馬翔平)