熊本地震から5年を迎えまる14日、復興を象徴するロックフェス「阿蘇ロックフェスティバル」がお年の10月23日、24日に開催が決定したことが明らかとなりました。
しかし、開催から5回を迎える今回で発起人である泉谷しげるさんが勇退をするとして注目が集まっています。
熊本地震から5年!復興イベント「阿蘇ロックフェスティバル」の発起人・泉谷しげるが勇退
熊本地震から5年を迎えまる14日、復興を象徴するロックフェス「阿蘇ロックフェスティバル」が今年の10月23日、24日に開催が決定したことが明らかとなり、発起人として立ち上がったシンガーソングライターで俳優の泉谷しげるさんが勇退することも併せて発表されました。
同フェスティバルはもともと、熊本地震以降、泉谷さんが発起人となり地域の復興を応援しながら開催してきたロックフェスティバル。
これまでにもウルフルズやサンボマスター、電気グルーヴなど様々なアーティストが出演し、復興に向けて力をあわせてきました。
今年の3月7日、熊本地震で崩落していた阿蘇大橋が、新阿蘇大橋となって開通。
これを受け熊本地震からの復興を大いに祝福したいとのことで、「阿蘇ロックフェスティバル2021」が無事に開催されることとなりました。
昨年は5月30日〜31日で開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により公演が中止。
一年越しに開催されますが、発起人である泉谷さんが今回で最後の出演となり、役目を若手に託していく事となりました。
泉谷さんは同フェスティバルの開催に関し「本当は、去年を最後にするハズだったが、コロナのせいで中止となり、 コロナ都合であいまいな決着にしたくなかったのさ。 コロナのせいで、勇退するのはシャクだからな!」と泉谷節全開のコメント。
「今年で5回目となり、あの『新阿蘇大橋』もやっと開通して、 一つの区切りで、オレは若いアーティスト、次の世代のアーティストに、 阿蘇ロックを渡したい。 元々、オレの既得権じゃないし、持ち物じゃないんだから(笑)。」と若い世代へ託していくことが勇退する最大の理由だと述べました。
加えて、「また個人的な理由だが、72歳オレの足で、あの山の中、あの急勾配のステージ立地は、 体力的に正直、辛い!!」と冗談まじりに語ったものの、「とは言え、 これからも、何らかのカタチで応援してゆくし、困ったことがあれば、相談にも ノルつもり。 とにかく、若い連中に、これからも阿蘇ロックを引き継いでいってほしい。 よろしくな!」と今後とも支援を継続していく姿勢を見せていました。
阿蘇ロックフェスティバル2021の詳細
■イベント名:阿蘇ロックフェスティバル2021
■公式ホームページ:https://aso-rockfes.com/
■開催日程:2021年10月23日(土)24日(日) ※雨天決行/荒天中止
■会場:熊本県野外劇場アスペクタ(熊本県阿蘇郡南阿蘇村久石4411−9)
■主催/企画:テトラカンパニー
■企画/制作/運営:メロディフェア、BEA、わが社
■チケット情報:販売日や券種などに関しては後日発表になります。
■出演者:後日の発表となります。阿蘇ロックフェスティバル2021
■問合せ:テトラカンパニー info@tetracompany.co.jp
(文:Quick Timez編集部)