文:有馬翔平

霜降り明星出演の『徹子の部屋』が神回…視聴者「めったに観れない」「芸人殺しなのにすごい」と大興奮

霜降り明星

画像:時事通信フォト

お笑いコンビ「霜降り明星」の2人が登場した11日の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)。

その放送中、番組史上初めての出来事に視聴者が盛り上がるシーンが。

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霜降り明星、芸人殺しのあの人に挑戦!神回に視聴者「めったに観れない」と大盛り上がり

11日、霜降り明星の2人が登場した「徹子の部屋」(テレビ朝日系)で番組史上稀に見る出来事に視聴者が盛り上がるを見せました。

お笑い芸人が出演する度にネタの披露を要求してきた同番組、しかしネタを披露しても番組MCの黒柳徹子さんが笑わないことが多く、「芸人殺し」の番組として恐れられてきました。

この日も、黒柳さんからの無茶ぶりといくつも要求される霜降り明星の2人。

粗品さんが鉄板のモノマネ「スプーンに映った小栗旬」、さらに新作である西田敏行さんのモノマネ披露するも撃沈。

さらに、他局で大ウケした大病を患った父親との思い出エピソードも、同番組ではスタジオが静まり返る始末。

相変わらずピクリともしない黒柳さんに「まるで地獄のようだ」と視聴者も騒然。

しかし番組終盤、2人が漫才を披露するとはじめ訝しめに目を細めていた黒柳さんがこの日初めて笑い声をあげたのです。

「ちょっと面白かった」

歯を見せて黒柳さんが笑顔を見せると、

「霜降り明星すげー、徹子さんウケてるじゃん」

「まさに神回。めったに観れないよこんな放送」

「芸人殺しなのにすごい」

「度胸あんな」

と、番組の視聴者からは拍手喝采、異様な盛り上がりを見せました。

 

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バナナマン、小島よしお…大やけどを負った芸人たち

爆笑とは言わずとも、黒柳徹子さんを笑わせた霜降り明星の2人。

それに対し、視聴者は惜しみ無い拍手を送りましたが、この日の放送で繰り広げられた光景は偉業と呼べるものなのでしょうか。

「『徹子の部屋』は本当にお笑い芸人にとって鬼門なんです。最近だと庄司智春さんが出演しましたが、得意の一発芸を披露したところスタジオが沈黙、徹子さんも感想に言葉を詰まらせる珍事態が起きて『放送事故』と呼ばれました」(芸能ライター)

痛い目を見たのは庄司さんだけではありません。

「小島よしおさんが『そんなの関係ねえ』をやった時は『それで終わり?』、バナナマンの2人の時は『コント職人と呼ばれてます』と謎のヨイショが入って大スベリしました」(同ライター)

かつて一世を風靡した小島さんも、数々のレギュラー番組を持っているバナナマンの2人も涙を飲んだ過去がある「徹子の部屋」。

「ちょっと」だけでも黒柳さんに面白いと言わせた霜降り明星の出演は、「大成功」と言っても過言ではないかもしれません。

(文:有馬翔平)