画像:時事通信フォト
先週金曜日に行われた男子ハーフパイプ決勝で、金メダルを獲得した平野歩夢選手を特集した14日の「めざまし8」(フジテレビ系)。
すると、決勝を放映していたNHKに批判の声が集まっていることにMC谷原章介さんがコメントを述べました。
谷原章介、NHKのサブチャンネル騒動に「かばうわけではないですけれども…」
14日、男子ハーフパイプの決勝で見事金メダルを獲得した平野歩夢選手を特集した「めざまし8」(フジテレビ系)。
その放送の中で、決勝を放映していたNHKがサブチャンネルに切り替えたことで批判が巻き起こっていることに谷原章介さんがコメントを述べました。
最高難易度のトリプルコーク1440を決めて逆転で金メダルを獲得した平野選手。
しかし、その決勝の様子を放送していたNHKがサブチャンネルに切り替えたことで逆転した演技を見逃してしまった視聴者が続出。
同番組が集計したアンケートでも半数が「最初見逃した」、「まったく観られなかった」が回答したことに「そうですよ。設定ではわかりにくかったりもするんですよね。NHKの上のボタンを押せば観られるというものもあれば、そうではないのもあったみたいですからね」と、谷原さんも設定の複雑さに言及しました。
ただこの件に怒りをあらわにしたコメンテーターが。
「NHK、大問題だと思います。カズさん(カズレーザーさん)は半分観られた人に注視したわけですよね?でも逆に言えば半分の人は観られていないわけですよね」と述べたのは橋下徹氏。
橋下氏は続けて「僕公共放送は必要だと思ってますが、受信料強制徴収するのはニュースとか報道とかだという持論を前提にするとですね、NHKではニュースが重要だということで切替させたわけですよね。そういうのが嫌だという人はには本来受信料を払わない選択肢を与えてあげなければいけないのにNHKは与えてないわけですよ」と述べ「国会の追及ネタにもなりそうな気がするんですけどね。それくらい重要な問題だと思いますよ」と事の重大さを指摘しました。
すると、橋下氏の怒りに谷原さんが「NHKかばうわけではないですけれども」と前置きし「平野選手のあの滑りがあの時間になったのをNHKが選択したわけではなくて、もともと時間を決めて『ここからニュースですよ』とやっていたところを救済するためのサブチャンネル」と説明すると、橋下氏は失笑を漏らしていました。
「騒ぐようなことではない」、「有料なんだから」擁護に視聴者賛否
男子ハーフパイプ決勝でNHKがサブチャンネルに切り替えた問題で、「救済するため」と説明した谷原章介さん。
すると、NHKを擁護するようなコメントに番組を観ていた視聴者が反応。
《いやいや…大体の時間配分なんかわかるわけでNHKは対処すべきだった。だって有料なんだから》
《運が悪かったとしか。NHKならニュースを伝えることが優先だろうし、このくらいで騒ぐようなことじゃないと思う》
《かばう意味がわからない。甲子園などはイニング間でできるんだからいくらでも調整できたはずでしょ?》
などと、谷原さんのコメントに賛否の入り混じったコメントが寄せられたのでした。
過去、民放でも発生したスポーツ中継でのトラブル。
しかしここまでの騒動になったのは、やはり受信料徴収の有無ということなのでしょう。
(文:有馬翔平)