文:有馬翔平

ひろゆき「頭の悪い人が座っちゃいけないと誤解」優先席に『座らない』という声に意見

西村博之 ひろゆき
画像:時事通信フォト

画像:時事通信フォト

電車やバスなどの公共交通機関内に設置されている「優先席」に座るか、それとも座らないかという議論を交わした4日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

すると、「座る」と回答したMCひろゆき氏が「座らない」という意見に対しコメントを述べました。

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ひろゆき、空席の優先席に『座らない』という声に「頭の悪い人が座っちゃいけないと誤解」

4日、電車やバスなどの公共交通機関に設けられている「優先席」に座るか、それとも座らないかという議論を交わした「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

するとその放送の中で、MCひろゆき氏が「座らない」という声に対して意見を述べました。

この日、「唐揚げにレモンをかけるか」など世の中にある様々な二択について議論を交わした同番組。

その議論の中で挙げられた「優先席」のテーマに、「座る」と回答したひろゆき氏は理由を問われると「他に空いてる席があるのであれば、僕が座ろうが座るまいが座りたい人は全員座れるので何の問題もないと思います」とコメント。

「優先席はあくまで『優先席』であって『占有席』ではない」と指摘した上で、「そこの日本語をわかっていない頭の悪い人が座っちゃいけないと誤解してるんじゃないかなと思います」と首を傾げました。

これに対し、「座らない」と回答したセクシー女優・紗倉まなさんは「空いていたら座っていいなと思うんですけれども」と前置きし、「ただ次の次の駅くらいで人がドワッと入ってきた時に、結局譲るために立ち上がる手間が面倒くさくて」と述べ「優先席じゃないところに座っていた方が気持ちが楽」と反論。

また、鬼越トマホーク・金ちゃんも「メンタル的には落ち着かないですよ」、「普通の席だったらケータイをずっといじっててもいいじゃないですか。でも優先席だったら来たら替わらなきゃいけないからずっと神経を張り巡らさなきゃいけない」と精神的な疲労を理由に「座らない」と主張していました。

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優先席に座る、座らない…地域差も?

ひろゆき氏が「占有席ではない」とコメントした優先席の座る、座らない問題。

同番組が視聴者から採ったアンケートでは座るが「53%」、座らないが「47%」と拮抗している状態でしたが実際、

《譲らない人がいるとムカツクからあえて私が座って、必要があったら譲るようにしてる》

《これだよな。めんどくさいから基本座らないし、近づきもしない》

《こっちからは必要なのか判断つかないし、だったら座らないであらかじめ空けとくかなって感じ》

などと視聴者からは両方の意見が。

全国の公共交通機関なら必ずあると言っていい優先席ですが座る、座らないという意識は地域別、年代別でもかなり異なるようです。

「放送の中でも言われていましたが関西だと優先席に対する拒否反応というのは薄いようです。ただ優先席である以上問題なのは座る、座らないではなく譲る、譲らないかと思います。一昨年、国土交通省が公開した意識調査では若年層ほど譲る意識がないと回答し、50代、60代は譲る意識が高いという結果が出ていました。譲るという層が減少しているという報告も挙がっており、そちらの方が深刻なのかと思います」(メディアライター)

決して占有席ではない優先席。

しかし座るにしても道徳的観念は持ち合わせていたいものです。

(文:有馬翔平)