画像:時事
現在、市販薬を大量に服用したオーバードーズが若者の間で増加していることを取り上げた24日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
すると身近な友人が当事者になったというEXIT・りんたろー。さんが、友人に寄り添った時のエピソードを明かしました。
EXIT兼近、若者のオーバードーズ増加に見解「当事者にしかわからない」
24日、若者の間で増加しているという市販薬を使用したオーバードーズを特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
その放送の中で、EXIT・兼近大樹さんがオーバードーズすることへコメントを発信しました。
市販の風邪薬などでオーバードーズを繰り返す若者。
時には命の危険もあるにもかかわらず、ストレス発散などを目的に繰り返してしまうことに兼近さんは「苦しみから逃れる方法って常に考えると思うんですけど…難しいじゃないですか。環境から逃げ出した先に何があるかわからないし、逃げる時の恐怖だったり、そういうのを止めろとは言えないですよね。それ以外に方法があるんだったらそれを提示して止めなさいって言えると思うんですけど」と前置き。
そして「俺も大丈夫なんだからおまえも大丈夫って、結局苦しみって自分で感じたことでしか比べられないから勝手にこっちの判断で色々言いますけど当事者にしかわからないことってすごくあると思う」と、オーバードーズのきっかけになる若者の苦悩に理解を寄せました。
またこの日、オーバードーズを経験した当事者がリモートで出演。
現在では何を目的にオーバードーズを繰り返しているのか不明瞭になっているということに、兼近さんは「体に負担のかからないオーバードーズってないんですかね?」と述べ「命に危険があるから良くないとされているだけで、でも苦しみから逃げることってみんなそれぞれやっていることで必要なことだと思う」と、別の「逃げ道」の確保を訴えました。
りんたろー。が勧める『兼近マインド』とは?
オーバードーズを繰り返すその背景に理解を示した兼近大樹さん。
しかしその兼近さんの性格こそが、オーバードーズに歯止めをかけるカギとなり得るのだと言います。
オーバードーズによって体調の不調を訴えた友人がいるという相方のりんたろー。さん。
「すごく真面目な方が多くて、自分を責めてしまう人が多い」と共通点を挙げると「僕がその人に寄り添った時はとにかく兼近のマインドを学べと言ってて」と兼近さんの性格を真似るようアドバイスしたのだとか。
「本当に彼は自分に何の期待もしていないんですよね、端からあきらめていると。『私なんきゃしなきゃ』、『できる』と思っているから迷惑かけてごめなさいってなるけど、あきらめているんで迷惑かけて当たり前なんだと。そこまで無理しないでくれと。何かあったら僕に行ってほしい、僕は迷惑していない」と、りんたろー。さんは友人に語り掛けたのでした。
するとこの兼近マインドに、「兼近マインド、大事だよね!」「プライドとか手放すのは簡単なことじゃないけど、その通りだなと」などと視聴者からも共感の声が。
一方、当の本人である兼近さんはブレイク以降責任などを感じていると言い「逆に今、すごく苦しい時とかがあります」と告白。
すると「俺が兼近マインド教えてあげようか?」とりんたろー。さんから問いかけられ、「俺は入ってるよ」とツッコミを入れスタジオの笑いを誘っていました。
(文:有馬翔平)