16年ぶりに誕生した女性騎手として注目を集め、現在はホリプロにも所属している藤田菜七子さん。
そんな藤田菜七子さんが、2024年10月9日、競馬場内の調整ルーム居室内に使用を禁止されている通信機器(スマートフォン)を持ち込み、外部の人間と連絡を取っていた事が報じられました。
藤田さんのまさかの非行に、ネット上ではショックを受けている方も多くみられました。
禁止事項を破ってまで連絡をしたかった相手とは一体誰だったのでしょうか?
藤田菜七子のプロフィール
引用:ホリプロ
- 名前:藤田菜七子(ふじた ななこ)
- 出身:茨城県北相馬郡守谷市
- 生年月日:1997年8月9日
- 年齢:27歳(2024年10月現在)
- 身長:157.4cm
- 体重:45.6kg
- 職業:騎手、日本中央競馬会(JRA)所属
小学校6年生の時に、テレビ中継で競馬を見て騎手を目指したそうです。
また、小・中学校では乗馬苑に通いながら空手と剣道を習い、どちらも有段者になるほどの運動神経の持ち主です。
報道の概要
引用:ホリプロ
JRAは10日、藤田菜七子騎手(27=美浦・根本)を騎乗停止処分とすることを発表した。藤田騎手は2023年4月頃まで複数回にわたり、調整ルーム居室内に通信機器(スマートフォン)を持ち込み、通信していたことが判明したもの。
引用:https://tospo-keiba.jp/breaking_news/50259
藤田菜七子さんは昨年4月頃までに複数回に渡り、調整ルーム内にスマホを持ち込んで通信を行っていたようです。
事情聴取によると本人は事実を認めており、通話ではなく通信アプリ(LINE)を使用して連絡を取っていたそうです。
昨年5月以降からはそのような行為はしていないとのこと。
JRAは今回の事態を重く受け止め、藤田菜七子さんを騎乗停止処分にするとともに厳しい再発防止対策を行っていくようです。
調整ルーム内で通信機器が禁止されている理由とは?
そもそもなぜ競馬場内の調整ルームでは通信機器の使用が禁止されているのでしょうか?
JRAによると、「外部との接触を遮断し、情報の漏洩を防ぎ公正な競馬の実施を確保するため」だそうです。
馬の状態などの内部情報が漏れてしまうと、公正なレースを行う事が出来なくなってしまいます。
そのためジョッキーはあらかじめスマートフォン等をセーフティーボックスに預ける必要があります。
不正を防止し、公正な競馬を守るためには必要なルールですね。
藤田菜七子さんが連絡していた相手は誰?
現在、連絡相手に関する情報は報道されていません。
SNS上では様々な憶測が飛び交っていますが、特に有力なのは藤田菜七子さんの結婚相手のJRA職員説です。
JRAの女性ジョッキー、藤田菜七子騎手(26=根本)が10日、結婚することを発表した。相手はJRA(日本中央競馬会)職員の20代男性。
引用:https://www.nikkansports.com/m/keiba/news/202407100001685_m.html
藤田菜七子さんは、2024年7月、JRA職員の20代男性と結婚を発表しました。
時期を考えると、ちょうど交際していた期間に連絡を取っていたことになります。
規則を破ってまで連絡を取りたかったということでしょうか。
JRA職員であれば規則についても知っていたはずなので、この噂が事実であればお相手にも処罰が下る可能性は高そうです。
過去に違反を行った騎手
JRAでは昨年から、若手騎手のスマホの不正使用が度々問題となっています。
2023年5月には今村聖奈さんを含む6人の若手騎手がスマホの不正使用を行い、30日間の騎乗停止処分を受けました。
また、2024年5月には水沼元輝さんがスマホの不正使用及び偽装工作を行っていたことが発覚、9カ月間の騎乗停止処分となっています。
さらに2024年10月、永野猛蔵さん・小林勝太さんが隠し持っていたスマホを不正に使用し、騎乗停止処分を受けました。
ここまで処分を受ける騎手が頻発しているにも関わらず、スマホを不正使用する騎手は後を絶ちません。
若手騎手の中では隠れてスマホを使用することが当たり前の認識になってしまっているのかもしれませんね。
まとめ
今回は女性騎手の藤田菜七子さんがスマホを不正使用した件について調査しました。
これ以上不正使用者を出さないためには、JRA内での意識改革が必要なのかもしれませんね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。