NHK「おかあさんといっしょ」で歌のおにいさんと、人気を二分する存在である体操のおにいいさん。
懐かしい写真と共に、歴代の体操のおにいいさんを振り返ってみましょう!
背景
「ひろみちお兄さん」の愛称で親しまれる、タレントの佐藤弘道さん(55)が下半身まひとなり、活動を休止すると発表した。
wikiプロフ
読み方
(さとう・ひろみち/Sato Hiromichi)
ニックネーム
ひろみちおにいさん
出身地
東京都新宿区
生年月日
1968年07月14日
年齢
55歳
身長
168cm
星座
かに座
血液型
A型
職業・ジャンル
タレント
ひろみちお兄さんの病気の原因は?
「脊髄梗塞」とは、どんな病気なのか。 「脊髄梗塞」は、背骨の中を通る脊髄に血液を供給する血管が詰まることで発症する病気だ。 一般的に、突然、背中の痛みが起こり、その後、両足に力が入らなくなるなどの症状が出るという。 佐藤さんが発症した「脊髄梗塞」について医師に話を聞いた。 ふくろうクリニック自由が丘 野手康宏副院長: 動脈硬化に起因するような高齢者だったり、喫煙、生活習慣病を持っている方が“危険因子”として多いが、原因不明なもの、よくわからないけど起きてしまったのが40%ある。 正直、完治は難しいと思います。元の状態に戻るのは難しいと思います。なにかしら感覚的なしびれが残ったり、感覚がまったくないというのが場所によっては出てくる。 さらに、野手副院長はこの病気について「リハビリをやることで、完治はできないかもしれないけど、回復する見込みはある。逆にリハビリしないとなかなか難しい」と話す。 佐藤さんは、体調を崩した前日の6月1日に群馬県の大学で「ワンダー元気セミナー」を実施しており、その時には、元気な姿を見せていた。 その後、緊急入院した佐藤さんは、現在、全く歩くことができず、投薬とリハビリの日々を過ごしているという。
歴代体操のお兄さん写真公開!
では早速、体操のおにいいさんを初代~後任が決定した福男誠さんまでを、年代順に振り返ってみたいと思います。
皆さんは、一体どの世代のお兄さんだったでしょうか?
初代-砂川啓介
砂川啓介 |
1961年4月3日 – 1969年10月1日 |
8年間 |
初代体操のおにいさんは、砂川啓介さんという方です。
砂川啓介さんといえば、 奥さまが26年もの間、ドラえもんの声を担当した大山のぶ代さんであることは、とても有名ですよね。
砂川啓介さんが体操のおにいさんをしている当時、大山のぶ代さんも、初代人形劇の声優をされていましたが、NHKでの接点で出会ったのではなく孫悟空の舞台での共演が縁で、ご結婚されました。
砂川啓介さんは2017年に残念ながらお亡くなりになっていますが、亡くなるまで、認知症を患っていた大山のぶ代さんの闘病を献身的に支えていました。
生前は、佐藤弘道おにいさんとゴルフや飲みにいくなど交流があったようです。
2代目-佐久間俊直
佐久間俊直 |
1963年10月2日 – 1967年4月1日 |
4年間 |
2代目体操のおにいいさん佐久間俊直さん。
佐久間俊直さんの残念ながら72歳でお亡くなりになっています。
生前は、幼稚園の理事や知的障害者への支援などを行い、知的障害者の運動会(ゆうあいスポーツの集い)では優しく暖かい司会進行で、茨城県知事より表彰を受けるなど、立派な方だったようです。
画像がなく、 非常に残念なのですがとってもイケメンだったようで、当時のお母さん方の人気も高かったようです。
3代目-岡田祥造
岡田祥造 |
1967年4月6日 – 1969年10月4日 |
2年間 |
3代目体操のおにいさんは岡田祥造さんです。
岡田さんが25歳の頃に、体操のおにいいさんに就任し2年間ほど出演していました。
卒業後は、ヨーロッパへ渡り、ロイヤルバレエ・デ・ワロニー(ベルギー)シーズン途中から、ソリスト契約を結ぶなどバレエの世界で活躍するようになります。
日本に帰国後は奥様と 四谷に「岡田祥造&素子エコール・ドゥ・バレエ」というバレエ教室を設立しています。
2009年には、Eテレに出演し当時担当した体操「おもちゃのラッパ」を約40年振りに披露しましたが、当時と変わらないキレのあるダンスで周囲を驚かせました。
またまた外反母趾矯正サンダルを開発するなどマルチな才能を見せています。
バレエをやっているだけあって、どことなく品があるお兄さんでした。
4代目-向井忠義
向井忠義 |
1969年10月6日 – 1973年3月30日 |
4年間 |
向井忠義さんは1967年に日本体育大学を卒業し、警視庁警察官体育指導を担当したのち、4代目体操のおにいさんとして4年間ご出演されていました。
卒業後は「まっく体操クラブ」を設立し、子供達に体を動かす楽しさを教えています。
2009年にEテレに出演した時は、65歳になっているにもかかわらず、華麗な側転を披露し、会場からは拍手が沸き上がりました。
体操教室で指導をしているだけあって、お年を召してもさすがの身体能力のようです。
5代目-小西幸男
小西幸男(現在:大佳央) |
1969年10月7日 – 1971年4月3日 |
2年間 |
小西幸男さんは、実質1年半と短いですが5代目体操のおにいいさんとして出演されていました。
青い服を着た方が小西幸男さんです。
本名の小西幸男から現在は「大佳央(だいかおう)」という芸名に変えられ、俳優さんをされているようです。
お顔を拝見する限り、往年のスターのような男前。
当時のママさん達にも人気があったのでしょうか。
6代目-輪島直幸
輪島直幸 |
1971年4月5日 – 1978年3月23日 |
7年間 |
6代目の体操のおにいさんは、ふくよかな体が特徴的な輪島直幸さん。
7年間体操のおにいさんを務めましたが、総合司会としてその後も3年ほど出演しています。
番組卒業後は、子供の体操指導やNHKラジオ体操・テレビ体操の指導者を1985年から2003年まで歴任し、その後、武蔵野学院大学教授を務めています。
体操のお兄さんから司会までこなす輪島さんは、番組では園長先生のような役割を果たしていたようで、子供達にとっても人気があったそうですよ。
7代目-川原洋一郎
川原洋一郎 |
1973年4月2日 – 1974年3月29日 |
1年間 |
川原洋一郎さんは体操のおにいさんの中では一番短い1年間ご出演されています。
そのため、当時の画像が見つかりませんでしたが、現在は、 劇団四季ミュージカル「ライオンキング」でプンバァ役をされています。
イボイノシシのプンプァいえば準主役レベルなので、すごい実力者であることは間違いありません。
8代目-瀬戸口清文
瀬戸口清文 |
1974年4月2日 – 1987年4月4日 |
13年間 |
日本体育在学中にオーディションを受け見事合格し8代目体操のおにいさんに就任した瀬戸口清文さん。
13年間という長い期間出演し番組に貢献していました。
卒業後は、大学教授として女子学生の指導にあたったり、「いないいないばぁ」や「おとうさんといっしょ」などで、NHKの幼児・子供向け番組にも体操指導として携わっていました。
しかし、残念ながら2018年にお亡くなりになっています。
13年間も体操のお兄さんを務められ、晩年は、全国を回り体を動かす楽しさを伝えていた瀬戸口さん。
その功績は、とても大きいものでした。
「おかあさんといっしょ」の収録の際に、子どもたちが緊張しないように、出演者が玄関まで迎えにいき、そのままスタイジオへ入り本番を終えると、子どものところへ送り届けるというシステムを考えたのは瀬戸口さんでした。
常に、子どもたちのことを考えていたことが分かるエピソードですね。
瀬戸口さんが在籍していた時代から、体操のお姉さんが出演するようになりました。
9代目-天野勝弘
天野勝弘 |
1987年4月6日 – 1993年4月5日 |
6年間 |
9代目体操のおにいさんの天野勝弘さん。
「ぞうさんのあくび」の体操がは有名ですよね!
一緒に出演していた、歌のおにいさんの坂田おさむさんとの掛け合いも良かったですね。
現在天野さんは、俳優業やナレーターとしても活動しています。
「てってってっててて」から始まる「ぞうさんのあくび」を聞いて、懐かしい~!と思った人も多いですよね。
天野さんこそ体操のお兄さん!と感じるアラフォー世代も多いはず。
10代目-佐藤弘道
佐藤弘道 |
1993年4月5日 – 2005年4月2日 |
12年間 |
体操のおにいさんが、注目を集め始めたのは佐藤弘道さんが最初ではないでしょうか?
日本体育大学 体育学部体育学科を卒業後は、ご実家の焼き鳥屋を手伝っていましたが、現在の夫人“久美子”さんに、勧められ「おかあさんといっしょ」のオーディションを受け見事合格します。
「たいそうのおにいさん」として活動する一方で、全国で親子や幼児のための体操教室を運営する有限会社エスアールシーカンパニーを設立します。
NHKの体操のおにいいさんなどは、副業には厳しいと聞いていたので意外ですね~
体操のおにいいさんをしていた佐藤弘道さんの体操教室なら、すごい人気でしょうね。
卒業後もアイドル並みの人気を誇り、年収は一時3億円だったと番組で暴露しています。
体操のお兄さん当時は、奥さまも子供の存在もひた隠しにしていた弘道おにいさん。
二人の息子さんは20歳を超える年齢になっているから驚きです。
卒業後は、バラエティやCMなどで活躍し現在も体操のおにいさん代表として、不動の人気と知名度を誇っています。
弘道お兄さんと一緒に出演していたうたのおねえさんは、“はいだしょうこ”さんで、こちらもバラエティーでご活躍されていますね。
※2024年ひろみちお兄さんは「脊髄梗塞」により活動を休止しました。下半身まひの症状があり、現在は歩けない状態ですが懸命にリハビリを行っているそうです。
有効な治療方法がないご病気ですが、焦らず療養して頂いて、またアクティブな姿を見たいですね。
11代目-小林よしひさ
小林よしひさ |
2005年4月4日 – 2019年3月30日(予定) |
14年間 歴代最長 |
剣道2段の腕前を持つ、11代目体操のおにいさん小林よしひささん。
子供がよびやすいように“よし おにいいさん”と呼ばれ、歴代最長(14年)たいそうのおにいいさん出演を終えようとしています。
日本体育大学体育学部体育学科の先輩でもあった佐藤弘道おにいいさんに憧れ、体操のおにいさんになった小林よしひささん。
就任当時のプレッシャーは相当なものだったようで・・・
「見た目もイケメンだったらいいんでしょうけど、イマイチどころかイマニ、イマサンで、『大丈夫なのか』と。先代が、かの有名な“ひろみちおにいさん”だったので、世間の皆さん、番組の皆さんに受け入れてもらえるか、不安な気持ちが大きかった」
と語っていますが、現在は弘道おにいいさんを対等かそれを超える存在になっていますよね!
そして、よしおにいさんの「ブンバ・ボーン!」や「すりかえかめん」は、番組で一二を争う人気を誇っていいます。
私が一番好きだったのは「すずめがサンバ」。よしお兄さんがなぜ女装を?(笑)
でも意外にカワイイのがツボでした。
いまの「おかあさんといっしょ」が安定の人気を保っているのは、よしお兄さんの存在が大きいと思います。
卒業後は、幼児向けの体操関係を含め芸能活動を続行するというので、今後も小林よしひささんの活躍が見られるのは本当に嬉しいです♪
民法解禁になったよしお兄さんですが、日本テレビ系「スッキリ」に出演した際に、4年前に 2歳年下の女性と結婚していたことをを告白。
しかも、2018年12月には、子供(女の子)が産まれてパパになったようです。
「隠していた訳ではなく言う機会がなかった」とのこと。確かに。(笑)
おめでとうございます!
12代目-福尾誠
福尾誠 |
2019年4月1日 – 2023年3月 |
約3年間 |
12代目の体操は福尾誠さん。
東京都出身、身長は172cmの爽やかなイケメン!
順天堂大学スポーツ健康科学部を卒業し、同大学でスポーツ健康科学部の助手を務めています。
小学校より体操を始め、選手として16年、コーチとして5年という、体操のおにいさんには申し分ないキャリアをお持ちです。
最近、誠お兄さんは結婚して2児の父親であることが報道されました。
ちなみに愛車はBMW!立場的なこともあり、なかなか家族でお出かけが出来ないそうですが、家の中では良いパパだそうです。
お母さんの大変さとか、子どもの楽しませ方、接し方を知っていると思うので、これからも体操のお兄さんをやるうえではプラスになりそう!
電車移動のときには、お年寄りに席を譲る姿が見られるなど、好青年な誠お兄さん。
イケメンでキャリアも素晴らしいので、子供やママからさらに人気がありました。
13代目ー佐久本和夢
佐久本和夢(さくもと かずむ) |
2023年4月1日 – |
– |
13代目に就任が決定したのは、昨年まで現役選手として活躍していた大学3年生の 佐久本和夢さん。
千葉県出身で、3歳から新体操を始めた佐久本さんは、子どもにも指導経験のある方です。
身長は164cmで血液型はA型。
2024年3月に大学卒業予定で、今のところ歴代最年少の体操のお兄さんとなります。
ちなみに「からだ☆ダンダン」は引き続き放送さとのことです。
まとめ
自分自身の時代の体操のおにいさんの懐かしさや、子供と一緒に見ていたお兄さんの素晴らしさを再認識したり、私も楽しく振り返ることができました。
新しく就任が決まった佐久本和夢さんの体操も、どんな感じになるのか楽しみですね!
(文:Quick Timez編集部)