画像:時事
一昨日、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗氏が聖火ランナーに選出されているタレントへ発信した発言をめぐって、番組コメンテーターのロンドンブーツ1号2号・田村淳さんが聖火ランナーを辞退したことを扱った4日の「グッとラック!」(TBS系)。
一夜明けて淳さんが聖火ランナーを辞退した心境を語り、一連の森氏の発言について番組MCの立川志らくさんがコメントを述べました。
すると志らくさんの発言に視聴者が反応、「スカッとした」と賛同が集まっています。
立川志らく、森喜朗氏の失言を一蹴「矛盾している」
4日、一昨日に東京五輪の開催について「何がなんでもやる」、「有名人は田んぼを走ったらいい」と東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長・森喜朗氏が発言したことに反発が相次いでいることを取り上げた「グッとラック!」(TBS系)で、番組MCの立川志らくさんがコメントを述べました。
一昨日、自民党本部で開かられた会合に参加した森氏。
東京五輪の開催について「コロナがどうであろうと必ずやり抜く」と強硬な姿勢を見せた上、聖火ランナーに選出されているタレントにも「田んぼで走ればいいんじゃないか」と発言をしました。
森氏のオリンピック開催の姿勢について不信感をあらわにした同番組のコメンテーターでロンドンブーツ1号2号・田村淳さんは昨日、愛知・犬山市内を走る予定だった聖火ランナーを辞退。
一夜明けてスタジオの出演した淳さんは「どんな形であってもオリンピックをやるんだということが、僕は理解できなかった」と辞退した胸の内を吐露。
「延期とずっと言い続けてきた」、「何がなんでもやるんだと国民を鼓舞して強引にオリンピックをやって誰が幸せになるんだろうって感じた」と森氏とオリンピックへの見解が異なることを主張しました。
淳さんの主張に志らくさんは同意、そして「自分でオリンピックは無理だって言ってるようなもの。本番のマラソンだって田んぼで走るんですかということになる。発言が矛盾していますよ」とそもそも森氏の発言は理論が反していることを指摘したのでした。
さらに「田んぼ」発言についても「タレントを小ばかにしたような、田んぼで走っていればいいじゃないかというのは、お願いしといていくらなんでも失礼ですよね」と批判すると、スタジオの出演者は志らくさんの発言に頷きました。
そしてその後、「だから淳さんが辞退するのならば、代わりに私が走りましょうか」とジョークを口にした志らくさん。
「4月のスケジュール空いてますもんね?」と今年3月末で番組終了することをいじられると、「『グッとラック!』やめた志らくが走ってると人が集まってくるとマズイから、1人田んぼにいますよ」と自虐でスタジオを盛り上げました。
森喜朗氏へ「矛盾している」発言に視聴者大ウケ…「ヤケになってるだろ!」
森喜朗氏の失言に、「発言が矛盾している」と一刀両断した立川志らくさん。
その後、女性蔑視発言も口にした森氏に対し「何でこの人なのだろう」と会長という職に就いていることへ疑問をぶつけ、終始森氏批判を展開しました。
その志らくさんの発言に番組を観ていた視聴者は、
「志らくのコメントはその通りだと思った」
「志らくさんあたりがもっと強く言わないと変わらないと思うから、もっと言い続けてほしい」
「志らくがディスってて草」
「番組終了が明らかになってから、志らくの態度が変わってきたように感じる。何でもかんでも言ってしまうようにね」
「志らく、もう番組が終わるからヤケになってるだろww」
「スカッとしたわ!」
などと、賛同が集まりました。
連日の失言でやり玉に挙げられている森氏。
一般市民だけでなく芸能界も敵に回したようです。
(文:有馬翔平)