画像:時事通信フォト
14日放送の「グッとラック!」(TBS系)で、耳を疑うようなトピックスが放送されました。
その内容に視聴者も騒然、「気持ち悪い」、「怖い」など様々なコメントが殺到しています。
番組MCである立川志らくさんも「簡単にやるべきではない」と、眉をひそめたその話題とは?
「グッとラック!」特集、SNSでの『精子提供』を呼び掛けた女性に視聴者ドン引き…「気持ち悪い」
14日午前に放送された「グッとラック!」(TBS系)で、SNSを通した精子提供が妊娠を望む女性の間で呼びかけられていることを紹介しました。
不妊治療で第三者から精子を提供してもらう場合、指定された病院で提供を受けることが一般的である「精子提供」。
しかし年々精子バンクへのドナー登録が減少している現状や提供に必要な費用という経済的問題、また提供を受ける女性側も原則匿名である病院での精子提供よりも素性がわかる非正規の精子提供を希望する声など、様々な要因でSNSを通じた精子提供を受けるケースが増加傾向にあるのだそう。
ただ、放送の中では子供ができにくい体質という原因以外で精子提供を受ける女性の姿も。
登場した女性は「優秀な男性の子供がほしい」という希望のもと、「京都大学出身」、「身長177cm」など条件に見合った男性から精子を提供してもらったものの、妊娠後に提供された精子が全く異なる男性のものであったと判明。
「望まぬ妊娠だった」として訴訟を起こしたのだそう。
すると、番組を観ていた視聴者からは批判の声が。
「バカじゃないの?子供を何だと思ってるの?」
「ただただ気持ち悪い」
などと、バッシングが巻き起こり、「精子提供」自体にも「知らない人から提供を受けるなんて怖い」と批判が及んでいました。
立川志らくも苦い顔…「子供たちがどう思うか」
SNSで知り合った男性から精子提供が行われる現実に批判の声が上がりましたが、スタジオで特集に耳を傾けていた番組MCの立川志らくさんも苦い顔。
「まず、生まれてくる子供がどう思うか」
志らくさんは精子提供をSNSを通じて受けることについて、「人間の体のことだから、簡単にすべきではない」と否定的。
血の繋がりよりも子供がどう思うか考えるべきであると、再三訴えました。
感染症のリスクに加え、養育権など倫理的な問題が発生する可能性を孕んでいる「SNSでの精子提供」。
様々な側面から不妊治療の選択を熟慮すべきなのでしょう。
(文:有馬翔平)